【豆知識】火災保険の保険金請求について

【豆知識】火災保険の保険金請求について

火災保険の保険金請求がどのよう決定されているかご存じでしょうか。
保険金の支払い方にもいくつかあり、下記に分かれます。
①火災保険の支払いできる事故に該当
②火災保険の支払いできる事故に非該当
つぎに具体的な例題で、解説いたします。
例題1)台風で、屋根から雨漏り発生と報告あり(屋根の一部に損害が発生と判明)。
支払例1)損害写真、損害見積書(復旧分)を保険会社へ提出し、火災保険の風災で「支払いできる事故に該当」と判断しましたので、見積書損害額を保険会社が査定し、復旧と判断され全額認定したため、お客様へ全額支払った。
支払例2)損害写真、損害見積書(復旧分)を保険会社へ提出し、火災保険の風災で「支払いできる事故に該当」と判断しましたので、見積書損害額を保険会社が査定し、復旧とバージョンアップと判断され復旧部分を認定し、復旧部分のみお客様へ支払った。
例題2)台風で、屋根から雨漏り発生と報告あり(屋根に風災の損傷が見られず、調査の結果、劣化で雨水が侵入したと判明)。
支払例)損害写真、損害見積書(復旧分)を保険会社へ提出し、火災保険の風災で「支払いできる事故に非該当」と判断しましたので、保険金のお支払は残念ながらできませんでした。
例題2)は劣化と判断されたため「支払いできる事故に非該当」にあたり約款上無責となったので支払いができませんでした。
同じ報告ではありますが、支払い方が違っていることがわかると思います。
※保険会社はまず、お客様にて写真とお見積書をご提出いただき、写真で損害が見て取れない場合は、現地調査や業者へヒアリングを行い「支払いできる事故に該当」するかしないかの判断を行います。
 

ご不明な点などございましたら、損害サービス部直通:0120-996-520までお問い合わせください