【豆知識】生命保険「がん」治療編③

【豆知識】生命保険「がん」治療編③
2.内視鏡治療
内視鏡を使って、大腸の内側からがんを切除する方法です。治療の適応は、がんがリンパ節に転移している可能性がほとんどなく、技術的に切除できる大きさと部位にある場合です。がんの深さでいうと粘膜下層への広がりが軽度(1mm)までにとどまっているがんです。
開腹手術と比べて体に対する負担が少なく、かつ、安全に行える治療ですが、出血や穿孔せんこう(穴が開く)が起こる場合もあります。治療のために入院が必要かどうかは、施設によって異なります。
切除した病変は病理検査を行い、組織型やがんの広がりの程度などを確認します。その結果、再発やリンパ節転移の危険性があると判明した場合には、後日追加の手術が必要になることがあります。
次回は、内視鏡による切除の方法など見ていきましょう。
大腸がん(結腸がん・直腸がん) 治療:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
「国立がん研究センターがん情報サービス」のホームページより出典
ご不明な点などございましたら、損害サービス部直通:0120-996-520までお問い合わせください